「世界ウェブ記事大賞」を岡田悠さんが受賞した
「世界ウェブ記事大賞」を受賞した。私ではなく、岡田悠さんが。
この賞の存在を知ったのは、〆切の1週間前くらいのタイミングだった。
そうして何の気なしに応募をしたのだが、「これはほぼ間違いなく岡田悠さんが大賞を取るだろうな」という確信があった。
いま、その予想が的中して、私は、うれしい。
なぜなら私は、岡田さんを愛しているからだ。
ファンレターを出したことはある。そのあと丁寧な返信をいただき、私の体温は2℃くらい上がった。
私が岡田さんの文章を敬愛する理由は、その気になれば役に立つことをいくらでも書けるはずなのに、あえてほとんど役に立たないことを、読み手を笑わせることに徹して書かれているからだ。
これは私の思い込みが多分に入っているのだが、岡田さんという人は、平時においては第一線で戦うビジネスパースンとして――実益を追求して社会に還元させる役割を負った人として――大車輪の活躍をされている方である。
けれども、実益を追求する行為というものは(それ自体は全然悪いことではないにせよ)、ときとして人間の精神を硬直させる要素がある。岡田さんは、そうした傾向に対するある種のカウンターとして、あえて表面的には役に立たないものを選び取り、さらには極上の「おもしろ」フレーバーを添加した形で、独創的な表現をせずにはいられない情動(あるいは宿痾)を強く持った人なのではあるまいか。
しかし、そのような小理屈をこねくり回す必要は本当はない。なぜなら、岡田さんの文章を読めば、すぐにぐいぐいと引き込まれるからだ。
岡田悠さんは最高だ。
この賞の存在を知ったのは、〆切の1週間前くらいのタイミングだった。
そうして何の気なしに応募をしたのだが、「これはほぼ間違いなく岡田悠さんが大賞を取るだろうな」という確信があった。
いま、その予想が的中して、私は、うれしい。
なぜなら私は、岡田さんを愛しているからだ。
世界から孤立を深める神秘の国、イランに行った話を書きました。渡航に制約はありますがとてもオススメの旅行先です。特にアメリカから制裁を受けてる今がホットシーズン! / 経済制裁下のイランに行った|Yu Okada @YuuuO|note(ノート) https://t.co/fDpHSZ2jf6— 岡田 悠 (@YuuuO) 2019年2月3日
岡田悠さんは最高だ
私は岡田さんに直接お会いしたことがない。ファンレターを出したことはある。そのあと丁寧な返信をいただき、私の体温は2℃くらい上がった。
私が岡田さんの文章を敬愛する理由は、その気になれば役に立つことをいくらでも書けるはずなのに、あえてほとんど役に立たないことを、読み手を笑わせることに徹して書かれているからだ。
これは私の思い込みが多分に入っているのだが、岡田さんという人は、平時においては第一線で戦うビジネスパースンとして――実益を追求して社会に還元させる役割を負った人として――大車輪の活躍をされている方である。
けれども、実益を追求する行為というものは(それ自体は全然悪いことではないにせよ)、ときとして人間の精神を硬直させる要素がある。岡田さんは、そうした傾向に対するある種のカウンターとして、あえて表面的には役に立たないものを選び取り、さらには極上の「おもしろ」フレーバーを添加した形で、独創的な表現をせずにはいられない情動(あるいは宿痾)を強く持った人なのではあるまいか。
しかし、そのような小理屈をこねくり回す必要は本当はない。なぜなら、岡田さんの文章を読めば、すぐにぐいぐいと引き込まれるからだ。
岡田悠さんは最高だ。
書きました。旅行ガイドの旅情溢れる詩的な文章がめちゃくちゃ好きなので、地球の歩き方を100冊読んで1位の表現を決めました。— 岡田 悠 (@YuuuO) 2019年9月1日
『地球の歩き方』を100冊読んで発見した、「最も詩的な一節」を発表する https://t.co/zkzt9783wp
note書きました。「世界の火薬庫」と呼ばれるほど対立の深いインドとパキスタンですが、その国境に最高にアツい場所があります。これまでの旅行歴でも指折りの体験でした。— 岡田 悠 (@YuuuO) 2019年10月14日
「世界の火薬庫」インドとパキスタンの国境がいま最高にアツい|岡田 悠 @YuuuO|note(ノート) https://t.co/mSU03HI0C0
オモコロで書きました。この夏、僕はずっとトーマスを観ていました。490話観ました。2周観ました。そしたら色々な真実が浮かび上がってきて、一万字の考察文が出来ました。— 岡田 悠 (@YuuuO) 2019年9月25日
『きかんしゃトーマス』490話を2周した夏の記録 | オモコロ https://t.co/W7pT5C6eyq
「デイリーポータルZ賞」を受賞した
ちなみに私は、トルクメニスタンの旅行記で「デイリーポータルZ賞」をいただいた。
この受賞により、DPZに執筆できる権利をいただくことになった。ありがたいことである。
他方、私はすでに(DPZの投稿コーナーを通じて)ライターとしての依頼を頂戴している。これもありがたいことである。
ありがたいことと、ありがたいことが重なって、その結果、「1+1=1」みたいなことになった。
私はいま、クリスマスと同じ日に誕生した子どもの気持ちを理解した。
ありがとうございました |
コメント
岡田さんのパンチ力のあるイランの記事も記事も面白かったですが
satoruさんのイラン→イスファハーン→トルクメニスタン旅行記もとても好きです
これからもブログやDPZでの記事楽しみにしています
岡田さんはオモコロのライターとなられて、そうして私がDPZで、なにやらうまく棲み分けされたような感もあります。どちらも愛好していただけるなら、これはもう最高です。